ラストマン 第2巻
- 原題:
- LASTMAN Vol.02
- 著者:
- バスティアン・ヴィヴェス(Bastien VIVÈS) カエル・サンラヴィル (Michael SANLAVILLE) バラック(BALAK)
- 翻訳者:
- 原正人
- 本体価格:
- 740+税
- 発売日:
- 2016/10/06
- ISBN-10:
- 4864105162
- ISBN-13:
- 978-4-86410-516-3
- 版型:
- B6、212ページ
内容紹介
伸びやかな線にチームLASTMANの姿を見た浦沢直樹氏、大興奮!
「楽しそう! 漫画を描く事を心から楽しんでる。漫画の基本だね!」
マンガのアップテンポな展開とバンド・デシネのスタイリッシュなセンスがせめぎ合うMANGA×BANDE DESSINÉEの幻想アクション!
国王杯格闘技トーナメントもいよいよ大詰め。落ちこぼれの少年アドリアンとコンビを組む流れ者リシャールは、敵の策にはまり、本領を発揮する前に敗戦してしまった。これまでの勝利は全て自分が勝ち取って来たもの……。リシャールは負けを覚悟するが、思いも寄らぬことにアドリアンの秘められた力が覚醒し勝利を得ることができた。勝ち進むごとに結束を強めるアドリアンとリシャール。アドリアンの母親マリアンヌも、少しずつリシャールに惹かれていく。そしてついに決勝戦に進出。彼らの前に立ちはだかるのは6年間王座を守り続けてきた絶対王者クリスト・キャニオンとイグナシオ・クドナ。突然現れた謎の勝者を面白く思わないイグナシオは姑息な手段でリシャールの秘密を探ろうとする。それに怒りを爆発させるリシャールは……。国王杯の優勝はどちらのチームに? そしてその戦いに秘められたそれぞれの思惑が、アドリアンを変えていく――。
マンガ・アニメ世代の作家3人が送る今フランスで最も熱い作品!
2015年アングレーム国際漫画フェスティバル“最優秀シリーズ賞”受賞!!
著者紹介
ネーム
バラックBalak
1979年生まれ。ゴブラン映像学校でアニメーションを学んだのち、2010年、三ツ星レストランを舞台にした料理ものBD『ロード・オブ・バーガーLord of Burger』(作:オドレー・アルウェット他、画:アレサンドロ・バルブッチ他)の作画チームとしてデビュー。
2013年からはネット配信のショートアニメシリーズ『レ・カソスLes Kassos』(“社会不適合者”の意)の制作に携わる一方、バスティアン・ヴィヴェス、ミカエル・サンラヴィルとチームを組み、本作『ラストマン』を執筆中。
(写真左)
作画
バスティアン・ヴィヴェスBastien VIVÈS
1984年生まれ。ゴブラン映像学校でアニメーションを学んだのち、2007年、『彼女(たち)Elle(s)』でBD作家デビュー。2008年には『ハリウッド・ジャンHollywood Jan』で既にミカエル・サンラヴィルと共作している。
同年単独で執筆した作品『塩素の味Le Goût du chlore』で、アングレーム国際漫画フェスティバル新人賞を受賞し、一躍注目の若手作家に。以後、精力的に作品を発表している。
2013年以降、ミカエル・サンラヴィル、バラックと本作『ラストマン』を執筆中。単独作品の邦訳に『塩素の味』と『ポリーナ』(ともに小学館集英社プロダクション)がある。
(写真中央)
作画
ミカエル・サンラヴィルMichael Sanlaville
1982年生まれ。ゴブラン映像学校でアニメーションを学んだのち、2008年、バスティアン・ヴィヴェスとの共作『ハリウッド・ジャンHollywood Jan』でBD作家デビュー。
その後、2009年に『ロシェ・ルージュRocher rouge』(エリック・ボルグ作)、2012年に『緑の災厄Le Fléau vert』を出版。2013年以降、バスティアン・ヴィヴェス、バラックとチームを組み、本作『ラストマン』を執筆中。
2016年には『ラストマン』とは別に、新作『メメルMémel』(作:エリック・ボルグ)が刊行された。
(写真右)